みなさんはリカバリーサンダルって知っていますか?
それは、このサンダルを履くことによって疲れた足を回復させるという、聞いても最初は「ホントかよ!」と思ってしまう機能を持ったサンダルのこと。
サンダルで疲れた足をリカバリーさせるという発想もすごいですが、近年このカテゴリーの製品がスポーツやアウトドアブランドからたくさん出てきています。
そんなリカバリーサンダルという製品の中で「どこに行っても売っていない」=「売れまくり」と評判が高い「OOFOS® ウーフォス」を今回はレビューしていきます。
この記事はこんな方におすすめします
- 登山やキャンプでのアフター履きとしてリカバリーサンダルを使いたい
- 最近リカバリーサンダルを知って興味がある
- 楽に室内で履けるルームシューズを探している
- ウーフォスの評判を聞いて履いてみたいと思っている
- ウーフォスがどこに売っているか、どこで買ったらいいかわからない
こんな方々は必見です、
どうぞご覧ください。
サンダルで疲れた足をリカバリーさせるという発想
どんなシーンで履くのがいいの?ということをお伝えすると登山やランニング、ジョギングといった足を使った後にというのが履くのに適しているサンダルということになります。
確かにスポーツで疲れた足は早く回復させたいし、しかもこれを履くだけでいいというならちょっと履いてみたい感じになりますよね。
近年はこのカテゴリーの競争がとても熱く、様々なメーカー、ブランドがこのカテゴリーの製品を販売、市場で競合しているという状況があったりします。
その中でこのカテゴリーのパイオニアとして「OOFOS® ウーフォス」https://www.oofos.jp/why_oofos.html というブランドが知られているのをご存知でしょうか。
今回レビューするのはこのブランドOOFOS® の定番人気モデルOOahhというモデルになります。
「OOFOS®」(ウーフォス)は、2011 年にマサチューセッツ州のコハセットでスポーツ選手やトレーナー、大手シューズメーカーの製品開発に携わるベテランチームにより、2 年半の歳月をかけ開発されたリカバリーシューズブランドです。
OOFOS® 公式より
足裏への衝撃が大きいシューズは世の中に溢れているが、衝撃を吸収しリカバリーを目的とするシューズがないことに気付いた彼らは、OOFOS® を作りリカバリーシューズのパイオニアとなりました。
OOFOS® 製品に使われている特殊素材 OOfoam は、前進力を生む事を目的とした一般的な EVA 素材のミッドソールと異なり、衝撃の反発を 37% 抑えることができ着地による足裏への衝撃を軽減することができます。そのため膝、腰、背中にかかる負担を軽減でき、また人間工学に基づいて設計されたフットベットにより、足を優しく包み込み、土踏まずをしっかりサポートします。
現在アメリカでは、2011 年の立ち上げからリカバリーシューズへの理解が年々深まり、 2020 年にはランショップを中心に 4500 店舗にまで展開を広げています。
日本では2018年から本格的に販売され始め、5年ほどたった現在ではスポーツ店、アウトドアショップをはじめ様々なショップで購入できるようになっています。
2019年の冬に購入しました。
ホントは登山のアフター用という目的があって買ったんですが、2020年は世界中の誰もがそうだったように外に出ることができなくて家の中でただ眠らせていたんですよ。
でも2021年のリモートワーク中に、スポーツや登山じゃなくても「リモートワークでデスクに一日中向かっていれば足だって疲れるじゃない!」と気づいたんです。
そう思って室内で履き始めた結果、これは室内履きでも全然ありでしょ!というぐらいその良さを実感してしまったため、みなさまにもこの「OOFOS® ウーフォス」の快適さを知ってもらいたくウーフォスのレビューを今回お届けしようとなったわけです。
今から夏に向けアクティブにレジャーにと動いた後に履くリカバリーサンダルのその履きごごちたるや、やみつきになること間違いなしですよ。
クセになるっていうのはどういうことなの
言うは易し、伝えるは難し。
感覚的な部分もあるため伝わるのか謎ですが、これを伝えるのが今回のキモですので頑張ってお伝えします。
特許を取得している高密度のフットベッドと特殊技術を組み合わせることによって土踏まずを優しく支えながら保護とあるように、
モチモチとフカフカが合わさったような感覚が足裏を包みます
そしてここがリカバリー機能のキモの部分として、
土踏まずが絶妙なモチモチフィットでグッと押し上げられる感じがたまらなく気持ちいいです
いやこれホント伝わるかな?
マジで良いんですよ。
で、足が疲れている時にこの気持ちよさが効いているというのが分かるんです。
なんて言うのか楽に立つことができる。
自動できちんとした姿勢で立っているというか立たされているというか。
土踏まずのアーチを絶妙にフィットしながら持ち上げてくれているということをこのサンダルがサポートしてくれているという。
これが「クセになる」の正体なのではと思うところです。
わかりやすく言うと絶妙に柔らかくて気持ちいい足ツボマッサージで土踏まずを軽く押される機能があるクロックス的な。
、、、逆に何いってるのかわかりませんねw
でもまぁHaloが感じたことはそういうことですので、わからない場合は実際に履いてみてくださいとしか言えないですねw
突っかけタイプ OOahh
鼻緒タイプ OOriginal Black
ウーフォス どこで売ってる、どこで買う
スポーツショップやアウトドアショップがメインで売られていますが、アローズをはじめとしたセレクトショップやファッション寄りのショップでも取り扱いがあります。
ネットだとAmazon、ZOZO、楽天、など言わずもがなですが、まあ最近は検索すればホントいろんなところで買えるようになっています。
2023年になり、これからのハイシーズンに向けて、店頭ではようやく昨年より見つけることができるようになりましたが、昨年は本当にどこにも売っていませんでした…。
なぜなら室内で履き続けた結果が良すぎたせいもあって「こりゃやっぱり外でも履きたい」と、外用にもう一足購入しようと思い、いろんなお店で在庫を見たんです。
が、どこにも売ってなくていったい何が起きているのだろうって焦りましたw
自分もそうなんですが昨年は相当なウーフォス難民が出ていたのではないかと思います。
とりあえず一足持っているので焦らず気軽に買える時が来るのを待っていたのですが、ウーフォスさんはいったいいつからこんなに人気モノになったんでしょう。
調べてみると、購入した時はまだあまり知られていない感じだったのが、SNSでインフルエンサーに紹介されたあたりから口コミで良いぞということで人気が広がり、ネットをはじめ、東京、神奈川といった首都圏のリアル店舗などでも品薄の商品になってしまったということらしく。
ネットショップで見ると商品の種類はいっぱいありつつも、その中で特にメンズのつっかけタイプ (OOahh)と鼻緒タイプ(OOriginal)との『黒』が人気のためどこにもなくてホント「どこで売ってるんだ〜」状態になっており、黒を好むHaloには特にダメージがでかい。
さらにスポーツショップやアウトドアショップでメインで売られていたモノがアローズをはじめとしたセレクトショップやファッション寄りのショップでも取り扱われるようになってから、より買えない状態が続いてしまったという。
今年も「買えなくなる」ほどの人気になるのかはわかりませんが、おそらく昨年同様メンズサイズの『黒』から売り切れていくのは間違いないので、欲しい方はお早めの購入がオススメ。
公式サイトで買うのが一番かもしれませんが、この商品を快適に履くためにはサイズ選びが重要なため、購入が初回であるなら実店舗でサイズを知った方が失敗がないと思います。
メンズサイズの『黒』をお探しの方でも、上記したように売っている実店舗は意外とたくさんあるので一箇所になくてもあちこちのお店で気長に探しましょう。
女性サイズや黒以外の色や形を購入希望であれば、実店舗にも意外と置かれていると思うので、自分の好きな色とサイズを見つけて試し履きをしましょう。
公式には販売店舗一覧があります。
購入前には近くのお店に店頭在庫があるか聞いてみたりすることをオススメします。
ウーフォスとの出会いは突然に
「ウーフォス」は何気なく立ち寄った登山ショップで売っていたのを見つけて買ったのがきっかけです。
5年ほど前「リカバリーサンダルが登山の後にいいらしい」という情報だけはなんとなく知っていました。
登山でHOKA(ホカオネオネ)を履いていることもあり、リカバリーサンダルも同じメーカーで買おうかなと思って、偵察がてらショップに行ったとき、リカバリーサンダルのコーナーに置いてあった「ウーフォス」を見つけちゃったんです。
買おうと思っていたぐらいなのでHOKAのリカバリーサンダルが全くダメってコトではないのですが、HOKAより「ウーフォス」の方がデザインがシンプルで結果的に良いと感じてしまったんですよね…。
店員さんにもあれこれ聞いてフィット感や履き比べをした結果、ちょっと偵察のつもりが、いつの間にか買って帰ることになっていたという…。
「ウーフォス、なんて恐ろしい子。。。」
しかもそれからすぐの2020〜2022と「あれ」が流行ってしまうから、登山に行く機会もなく、、、ということで室内履きで履くに至り、現在まで毎日使用しております。
ウーフォス OOahh - Black 実物を見てみましょう
はいこれです。
下の説明画像は公式より転載
ランニングや激しいワークアウト、または数時間立ち続けた後、その足はリカバリーを必要としています。OOFOS®の特殊ソール、OOfoam(ウーフォーム)は従来のパフォーマンスシューズの構造と異なり、37%もの衝撃吸収が可能です。また、特許を取得している高密度のフットベッドと特殊技術を組み合わせることによって土踏まずを優しく支えながら保護し、足首への負荷を従来の靴よりも47%軽減できるとも示されています。そう、その疲れた足をまさにリカバリーできるのです! さぁ、あなたもOOFOS®を履いて、実感して下さい!
OOFOS®公式より
はいそう言われたら、履いて実感したくなりますね。
横から見るとけっこう厚底です。
では履いてみましょう!
こんな感じ
サイズはジャストな感じで履いています。
足のサイズ27.0㎝の自分は M8サイズをチョイス。
足のサイズ27.5㎝の人でもサイズアップせずM8サイズで大丈夫かなと思うつま先の余り具合です。
(ただし27.5㎝の人で甲高や幅広のかたはサイズアップしてM9を推奨します)
OOahhの場合は甲を覆うバンド部分はストレッチしてフィットすることで足指をつま先からはみ出させないストッパーとしての役割を担っています。
購入者レビューでも甲バンドをジャストで履くことを推奨している人が多い印象ですが、この辺りの感覚は人それぞれなので「バンドで甲をギュッと締め付けられるのが嫌な場合」はサイズアップしてもいいと思います。
おそらくメーカー側は甲バンドをジャストで履く=素足で履いた時にジャストということを想定していると思われるため、バンドはきつめに設定されています。
そのため甲高の人や足幅が広い人などが厚めの靴下を履いて履くと甲のベルトをキツく感じて、踵がサンダル後ろからはみ出してしまうといったことになるかもしれません。
それを避けるためにも、試し履きは必須かなと思います。
逆にあまり甲ベルトがゆる過ぎて歩いた時に足が前へスライドして指先がサンダル先端から出るというのも危険なので、指先が先端から出ないものをチョイスするようにしてください。
フットベッドを見てみましょう。
「特許を取得している高密度のフットベッドと特殊技術を組み合わせることによって土踏まずを優しく支えながら保護」とあるようにモチモチとフカフカが合わさったような感覚が足裏を包みます。
ここがリカバリー機能のキモの部分だと思いますが、土踏まずが絶妙なモチモチフィットでグッと押し上げられる感じがたまらなく気持ちいいです。
全体的に柔らかすぎず、でも柔らかく足裏にフィットする感覚がなんだろう?
あまり体験したことのない心地よさと気持ちよさです。
ちょっと表現しにくいんですが、硬い柔らかいの感覚で言うと
硬い←|ビルケンシュトック>クロックス>>>ウーフォス|→柔らかい であったり、
もしくは超高反発まくらの上に立っているみたいな。。。とでもいう、なんかクセになる感じを体感できます。
これに関しては履く機会があれば一度履いてみて「心地よさと気持ちよさの感触を確かめる。」ことをオススメすることしかできませんけど。。。
一度体験してみる価値はあると思います。
そのあとあなたはきっと「買います」の一択になることでしょう。
「ウーフォス、やはり恐ろしい子。。。」
いやもう、そこだけ伝えられたらもう伝えることはないよってぐらいホント誰かに伝えたくなる製品です。
口コミでばっと広がってどこにも売っていないということになったということもうなずけますね。
お手入れって必要でしょうか?
公式に洗い方は以下のように記載されています。
- お手入れは中性洗剤を使用し、乾燥はタオルドライまたは陰干しして下さい。
- 高温水の使用、ドライ乾燥は避けてください。変形の恐れがあります。
とあり、扱いに関して特に難しいことはなさそうです。
「楽ちんサイコー」ですね。
参考として、私が一年以上、室内履きで使っているモノについての情報を書いておきます。
購入して新しい間は少しOOfoamの素でもあるEVA?ウレタン?の素材的な匂いが少しありましたが、ソールの防臭効果のせいか1週間ほどでいつの間にか気にならなくなりました。
室内での使用が主のためかほとんど汚れなどは見つけられませんでした。(撮影のために軽く水洗いしてホコリをとってあります)
柔らかいので足裏面のすり減りが早いかなと思いきや、2年たってもすり減りなどもありません。
ということで一年の室内履きに限っていえば、お手入れ要らずでめちゃ丈夫な一足と思ってもらってOKと思います。
ウーフォス まとめ
いかがでしたでしょうかウーフォス。
- 履いて足の疲れを回復
- 何より履きごごちが最高
- お手入れ、扱いもカンタン
- 耐久性あり
ここまで読んでいただいたとおり、この商品はいいことばかりの良いモノです。
レビューなのにあまりケチをつけられないので悔しいぐらいです。
値段としての¥7,480 が高く感じる人もいるかもしれませんが、ドンキなどで売られている見た目そっくりなEVAサンダルと比べても高いとは思いません。
履いてみると違いが分かる、ドンキで売っている似ているあれと比べることもどうかと思いますが「柔らかさと足が楽になるという実感感がまるで違う」のです。
形としては確かにサンダルなんですけど、サンダルとしては見た目よりも高機能すぎて、自分が知っている普通のサンダルとは別物であると分かってしまうモノ。
ウーフォスにはそう思わせるほど、リカバリーサンダルというカテゴリーを作り、パイオニアとしての想いと技術を挙げて創り出した「モノとしての完成度」があります。
これは、この心地よさと気持ちよさのダブルの感覚をお試しいただけたら分かるところなので、ぜひ一度お試しいただきたいと思います。
どうでしょう?リカバリーサンダルのこと少し分かってもらえたでしょうか?
ご参考になると嬉しいです。
突っかけタイプ OOahh
鼻緒タイプ OOriginal Black
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