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スーパースター80sと82が本革製じゃなくなってきたので買うならスーパースターEG4958をおすすめしたい理由【レビュー】【adidas】【SuperStar】【アディダス】【サステナブルレザー化】

以前の投稿では、スタンスミスのサステナブルレザー化に伴う「本革製品の枯渇化警報」をお伝えしました。

その宣言の中には、アディダスは2024年から販売するすべての製品をサステナブルレザー化し天然皮革製品を駆逐します。(←言い方)という感じの文が掲載されています。

つまりは、本革製だったスニーカーはすべて、2024年からサステナブルレザー(合皮)で作っちゃうよということですね。

なので、アディダスの思うところとしては、

『今年一年間の猶予をあげるから不都合がある人はこの一年の間(2023年中)に「本革製品」があるうちに買っておきなよー、後で欲しくなっても知らないよー。』

ということを暗にメッセージしてくれているのだと思いますw

そこで本日は「本革製品の枯渇化警報 第2弾」として『スーパースター編』をお届けしたいと思います。

それではどうぞ。

この記事はこんな方におすすめします

  • スニーカーのアディダススーパースターが好き
  • 2024年にスーパースターも合皮化されることを知っている
  • スーパースターは合皮製よりも本革製を履きたい
  • そろそろ スーパースターを新しく買おうと思っていた
  • スーパースターをずっと履き続けてきた

弊ブログの結論は通常ラインのEG4958でした

2024年から天然本革ではなくなるスーパースター。

今年に入ってスーパースターに起きている「スーパースター今買わずに、2024年のサステナブルレザー版を買いますか、どうしますか。」問題。

意外かもしれませんが弊ブログの結論は量販でその多くが売られている通常ラインのEG4958となりました。

なぜかというと通常ラインのEG4958が今買えるスーパースターでもアッパーの部分が「オール天然本革製」であるという判断に至ったから。

最初に言っておくとこの判断「弊ブログ独自の見解」のため、あくまでも推測の域を出ることはありません。

が、なかなかどうして「天然本革製」に限りなく近い話だと思います。

現在、量販店で売られているスーパースターは「合皮のモデル」という情報はかなり広く浸透しており、この段階で「EG4958が天然本革製だなんて何を間抜けなことを言っているのw」という方もいらっしゃるのではと思います。

とはいえ、来年になればサステナブルレザー版にどうせ変わってしまうのですから、「天然本革製」スーパースターが量販版で手に入るならロマンのあるちょっといい話ではないでしょうか。

そしていままで「量販店で売られているのは合皮のモデル」だという固定化した噂からアップデートできるチャンスだったりもするんです。

本記事を読んでから、この結論を信じる、信じないを判断いただくというのもありですよ。

サステナブルレザー化が水面下で進行中なんです

私たちが愛する本革製のスーパースターが一年後の2024年からはもう気軽に買えるモノではなくなろうとしています。

とりあえず言っておくなら、「本革のスーパースターを気軽にこれからも履いていきたいと思う人は 今買うのが最善の策 」だと思います。

どうしてかというと「サステナブルレザー化の波がスタンスミスだけにとどまらず、いよいよスーパースターにまでやって来ちゃったんですよ。」というのがその理由。

言わずと知れたアディダスが誇る2大シューズ、助さん格さん、スターとスタン。

アディダスにおける超定番であり、二大巨頭、二本柱、二大看板であることは誰もが認めるところであるのは間違いないでしょう。

70年代、80年代、90年代、00年代、10年代、20年代とざっくり見たって50年間以上生産されているんです。

そんなスニーカーですからアディダスのスニーカーでスーパースターやスタンスミスを人生で初めて履いたスニーカーだという人はきっとものすごくたくさんいるし、学生時代からずっと履いていたという人も多いのではないかと思います。

そうして大人になった今でもスーパースターをずっと愛用している人たちはきっとたくさんいらっしゃることでしょう。

そんなふうに人生の超定番の一つであると言っても過言ではないであろう、私たちのスーパースター。

そのスーパースターに訪れた【悲報】ついにアディダスのサステナブル化宣言におけるスタンスミスの次のターゲットとして選ばれ、天然本革のパーツが合皮へと着々と切り替わって来ていることをご存知でしょうか。

つまり、早い話がオール天然本革製のスーパースターがもう2023年のこの段階で手に入りづらくなっているということ。

これを聞いて「2024年の宣言まで、あと一年弱あるんだし、あわてるのはまだ早いんじゃね。」と思いたくなる人もいると思います。

ところが調べてみればわかる程度に、しかし目立たぬように徐々に、そして着実にサステナブル化が着々と進行中なことを分かりにくく、アディダスさん実に上手いことやってるなという感じでサステナブル化は進んでいるのです。

というわけで次項からは今買えるスーパースターの中でどのスーパースターを買ったら良いのかを検討したいと思います。

買うなら、できるだけ天然皮革製のスーパースターがいいと思っている人は次項から要チェックですよ。

高級ラインで売られていた本革製スーパースター80sはもう売っていない

見出しに反応したみなさんショックですよね。

今さらですが、少しだけスーパースターについて整理しておきます。

スーパースターには基本的に通常ラインと高級ラインの2つがあって、本革製スーパースターといえば基本的に高級ラインの「スーパースター80s 」のことを指していました。

現在はスーパースター80sから少し仕様が変更されたスーパースター82という82年のディテールを取り込んだ復刻仕様のものに切り替わってしまいました。

同じ80年代ディティールを冠しているので別に80sとしたままでも良かったのではとも思いますがよくわかりませんw(おそらくコスト的な部分で82年のディティールにこだわって復刻したとかなんとか、、、、大人の事情、、、)

変更点に関してはスーパースター80sと並べてソールの色が違うなどの「比較すればレベル」のためマニア以外の方はこだわる必要はないと思いますけれどw

それより何より本記事では、高級ラインでもない、通常ラインでずっと販売されている「スーパースターEG4958」が一番良いスーパースターなのではということに気づいてしまったので、その辺りをこの後、お話ししていこうと思っていますw

スーパースター 80s、82、EG4958はいまどこで売ってる、どこで買える

おそらくみなさんが生まれた時から販売されているスーパースターですから、どんなところで買えるというのは説明不要ぐらいかと思いますが一応。

ABC、ムラスポ、アルペンなどのスポーツや靴の量販店をはじめ、アトモスなどのスニーカーショップ、セレクトショップやデパート、ネットではECの各ショップなど実に多岐に渡ります。

ただ前項でも話した通りスーパースターには基本的に通常ラインと高級ラインの2つがあって、高級ラインの製品は限定店舗での販売となり量販店ではほとんど販売されません。

そして価格ですが、ABC などの量販店で最も良く見かけるレギュラー定番でもある通常ライン製品(EG4958)価格は10,000円前後。

主にオリジナルスなどの直営で販売される80年代のディテールを取り込んだ復刻仕様の高級ライン製品の値段は定価で15,000円前後。

スーパースター80sという製品がいつしか無くなってしまったので(不定期ながら一部コラボ製品などでは存在することもあり)現在はヤフオクやメルカリといったところでしか手に入れることができません。

当然もう定価では販売されていないことから、どうしても欲しい場合、購入希望の人は高値で購入することになります。値段と相談して自己責任で購入ください。

現在はスーパースター80sから代わって販売されているスーパースター82が定価15,000円前後で販売されることが多く、こちらを購入する方が順当かと思います。

通常ライン高級ライン
製 品スーパースター(EG4958スーパースター80s / 82
アッパー素材レザーアッパーレザーアッパー
おもな取扱店舗オリジナルス / ABCなどの量販店オリジナルス直営限定店舗
価 格10,000円前後15,000円前後
※高級ラインは売っているところが限定されます。

復刻仕様の80s、82は店舗限定の高級ラインかつ、ちょいちょいシーズンごとでその仕様と価格も変わるのがその特徴ですが、これまでアッパー素材すべてに本革を使用している点ではブレがありませんでした。

で、現在販売されている82を価格から見るかぎり高級ラインであるのは間違いないため、本来であるならオール本革仕様であってもおかしくはありません。

と思うのですが、実際、現在販売されている最新のスーパースター82(H06258)の仕様を見てみましょう。(製品としてH06258とほぼ同一のGY7037がありますが、販売時期が古いことに加え、直営店でも在庫がなく手にできない、購入できないことも多くあることから本考察からは外しています。)

画像出展:アディダス公式サイトより

あれ?

合成アッパーって書いてある。。。

これだとアッパー部分が合成皮革でできているということで、サステナブルレザー100%のスタンスミスと同じで一切天然皮革を使っていないことになってしまいます。

つまり、サステナブルレザー100%のスーパースターが2024年を待たずにもう爆誕していることになるのですが、高級ラインのスーパースター82はホントにそんなモデルで販売されているということなんでしょうか。

疑問を持ちつつ、同じく通常ラインのスーパースター(EG4958) の仕様も見てみましょう。

画像出展:アディダス公式サイトより

ちゃんとレザーアッパーですよ?

なぜだかわかりませんが、合皮と天然皮革との間で価格の逆転現象が巻き起こっていますね。

アディダス オリジナルス スーパースター EG4958/ adidas Superstar EG4958

どうしてこうなった

なんにせよ高級ラインであるとはいえ、合皮でほぼ20,000円はやべぇ。

高級ラインと見た目もほとんど変わらない通常ラインの本革製が約11,000円。

ちなみにこの前レビューした本革製スタンスミスLUXはアッパーが「オール天然本革製」で16,500円。

なんだか値付けがバグっていますw

おかしな話ですね。

そこで、某直営店に出向いて質問したところ、

最新のスーパースター82(H06258)はアッパーは天然皮革でスリーストライプとヒールパッチに合皮を使っているということで実際、製品につく紙タグには「天然皮革 / 合皮」という表記がされているとのことでした。

ということで某直営店でのお話をまとめると以下のようになります。

スーパースター82(H06258スーパースター(EG4958
アッパー素材天然皮革天然皮革
スリーストライプ / ヒールパッチ素材合成皮革天然皮革
価 格19,800円10,890円

こうした状況であるなら、アッパーに使われている素材の大部分が天然皮革ということでまだ「完全な合皮化ではない」と少しだけ安心したのですが、値段はおかしいでしょ。

とはいえ、値段がおかしいことよりもまず注視すべきは「復刻仕様の高級ライン82においてもスーパースターの合皮化が進んでいる」ということ。

分かりますね。

ようするにスーパースターのサステナブルレザー化がこっそり進行中ということですね。

調べてみました(弊ブログ独自の見解につき間違いである可能性あり)

以前の80sや82はオール天然皮革だったこともあり、量販店で売られる通常ラインとは価格による住み分けがされていました。

これがよく言われる「80s(高級ライン)=素材が良い高級版」と「量販品(通常ライン)=合皮を使った廉価版」として価格差を生み出していたというお話です。

少し前(2020年ごろ)はこんな感じでスーパースターは住み分けされ、それぞれの場所で販売されていました。

店舗限定スーパースター80s量販向けスーパースター
アッパー素材天然皮革天然皮革
スリーストライプ / ヒールパッチ素材天然皮革合成皮革

ややこしいのですが、2020年ごろまで量販店で販売されていたスーパースターは製品名が「SUPERSTAR FOUNDATION」というもので型番がC77124というものです。

製品につく紙タグにはアッパー素材に「 天然皮革 / 合成皮革 」を使用しているという表記があります。

ようするに一部パーツ(スリーストライプとヒールパッチ)に「合皮を使用している」のは間違いなく、合皮部分は経年するとボロボロと剥がれたりする劣化が起きるということです。

価格差を生むっていうのがどういうことかというとC77124はABCをはじめとした量販店向け、普及版ということもあり(アッパーは天然皮革ですが)「スリーストライプとヒールパッチに合皮を使用、タンやライニングにはメッシュ素材を使用することで値段をおさえていますよ」という「周知の暗黙ルール」がありました。

、、、つまりC77124は天然皮革と言いつつ一部合皮ということなんですが(価格的にも安くなっているんだし仕方がないってことで)みんなそれを納得して買ってね!とされていたわけです。

一般的に製品タグの記載は厳密になっているため(食料品などは特にそうですが、材料として添加物を入れたのに記載しなければ、偽装として問題になりますよね)「 天然皮革 」のみしか記載されていない場合で考えるならアッパーは「 天然皮革 オンリー」と考えて間違いないはずです。

最近販売開始された、天然皮革製のオリジナルカラー(グリーン)版として話題になりながらも「タンが合皮だった」スタンスミス(IF0202)のタグにも「 天然皮革 / 合成皮革 」ということがきちんと表記されています。

そしてスタンスミスLUXは「 天然皮革 」だけの表記なので、オール天然皮革で確定しています。

という感じで、素材表示は結構厳格に記載表記されていることがわかりますね。

そうした点から考えれば、EG4958はC77124から2020年に切り替わり展開されている製品であり、最近の製品ということでも紙タグの表記はかなり信用性も高いはずです。

ということでEG4958の紙タグを見てみましょう。

なんとEG4958製品タグには「 天然皮革 」としか記載がありません!!!

まとめるとこうなります。

スーパースター82(H06258スーパースター(EG4958量販向け旧スーパースター(C77124
アッパー素材天然皮革天然皮革天然皮革
スリーストライプ / ヒールパッチ素材合成皮革天然皮革合成皮革

あれ?

ということはEG4958ってオール天然皮革製なのでは?

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もしかしてEG4958ってオール天然皮革なのでは(仮)

上記したように2020年ごろまで量販店でメインで販売されていたスーパースターC77124ですが、EG4958に切り替わる頃から量販店だけではなくオリジナルスなどの直営店でも徐々に扱われるようになりました。

直営店で販売されるという意味合いからでしょうか、タイミングを併せて8,900円(税込)から価格も10,890円(税込)へ変わっています。

この時に使用素材も「 天然皮革 / 合成皮革 」→「 天然皮革 / 天然皮革 」へと変更がなされたと考えることができるのではないでしょうかというのが弊ブログの推察。

そして2020年から始まるコロナ禍でのサイレントな変更だったため周知がないまま現在に至っている。

こう考えれば「EG4958ってオール天然皮革製なのでは」という疑問の答えとして成り立つのですが、うーんどうでしょうw

ここまで読んで、みなさんはどう思いますでしょうか?

結局のところ「真相はアディダス社のみぞ知る」ですがw

とはいえEG4958が「オール天然皮革製とは違う」という考え方も可能。サステナブルレザー宣言以降(2020.12〜)に発売された製品では「天然皮革 / 合成皮革」というように素材の詳細がより厳格に表記されていますが、EG4958が販売されはじめた時期(2019〜2020年頃)はスーパースターは通常ライン(量販品)であれ、高級ラインであれ天然皮革が使われていることが当たり前であり、2020年頃は現在のように「ここまでの厳密な表記化がされていなかった」ということも大いに考えられます。そうした緩い規制のためにEG4958のラベルにされた表記が写真のように「天然皮革」としか書かれていないという推測も成立するからです。過去には戻れないので確かめようもありませんが、2020年以前に販売しているC77124では「天然皮革 / 合成皮革」という詳細な表記がなされており、それ以降に販売する商品で表記規制が先祖返りして緩くなることは考えづらいということから、弊ブログはEG4958をオール天然皮革製と判断しました。本当に正確なところはアディダス社のみぞ知る部分であり、弊ブログで記載したことは一個人の推測の域を出るものではありません。誰かホントのところを誰かアディダス社に聞いてみてくださいw

EG4958がオール天然皮革製だったとして

通常ライン(量販品)であるEG4958、ここにきて実はオール天然皮革のスーパースターである可能性(50:50)が出てまいりした(仮)。

前項で述べたように、以前から通常ラインに対しての暗黙のルールが深く広まっていることや、コロナ禍での製品切り替わりだったことでEG4958の素材については以前の量販モデルC77124からの継続であるという認識が大きくなっていたため、店舗にもあまり周知されておらず、知られていないのではないでしょうかというのが弊ブログの推察。

だって、どこの店員さんに聞いても量販版は合皮ですって言われるんですからw

でもEG4958が「オール天然皮革」のスーパースターであったほうがロマンがあるじゃないですかw。

ということで、真相はわかりませんがw、弊ブログは仮にこの推察が正しいとして「天然皮革(仮)」として話を続けますw。

すると今販売されているスーパースター82(H06258)とスーパースター(EG4958)は以前と素材的に逆転した状態になっているということになっています。

もう一度先ほどのように表にして見てみましょう。

スーパースター82(H06258スーパースター(EG4958量販向け旧スーパースター(C77124
アッパー素材天然皮革天然皮革天然皮革
スリーストライプ / ヒールパッチ素材合成皮革天然皮革(仮)合成皮革

こう見るとオール天然皮革(仮)なのってEG4958じゃん!

いま、スーパースターが欲しいあなたはどうする

私たちが今、新品として手にいれることができる最もベーシックな色と形のスーパースターは2つ。

H06258をチョイスするかEG4958をチョイスするかです。

スーパースター82(H06258スーパースター(EG4958
アッパー素材:革色天然皮革 :クリーム天然皮革 :ホワイト
スリーストライプ / ヒールパッチ素材:革色合成皮革 :ブラック天然皮革(仮) :ブラック
シェルトゥー波線の地模様 :クリームXXエンボス模様 :ホワイト
ライニング天然皮革 メッシュ素材
タンのプリント黒ベロ金ベロ
価 格19,800円(税込)10,890円(税込)

現在販売されているスーパースター82(H06258)についていうならば、復刻であり、高級ラインという意味でもシルエットとディテールが作り込まれており満足感はあると思います。

もう少し詳しく言うと、82年時の形やシェルトゥーの「波線地模様」と真っ白ではなく「少しクリームがかった全体色」の再現、復刻ということでヴィンテージ感があるような作りが特徴。

残念な部分は金ベロではなく黒ベロである「モノクロのトレフォイルプリント」というなぜそうしないのかという点。

これに対してEG4958は「金ベロ」や「XX模様のシェルトゥー」や「真っ白のスムースレザーの全体色」など、もしかすると皆がよく知っているスーパースターらしいディテールを標準で備えていたりします。

いや〜比べるとますますどうするか悩みますね。

ここは個人的な判断の部分なので、ここまで見て、金ベロが派手なので苦手だという人もいるし、メッシュ素材は安っぽい、真っ白ではなくヴィンテージ感がある方が好きだという人もいるでしょう。

そういう人はスーパースター82を買うべきだと思います。

弊ブログはこう考える

前項で比べた結果、弊ブログとしてのチョイスは通常ラインの『定番オブ定番のスーパースターEG4958』。

あくまで「推察が正しいと判断して」という前提はありますが、決め手となるのは天然皮革の使い方です。

スリーストライプ / ヒールパッチを含めたアッパー全体が天然皮革でできているという点で考えればスーパースター82よりも間違いなくポイントが高いです。

そんなに長く履き続ける人がいるかわかりませんが、合皮部分は経年していくとボロボロとヒビ割れ剥がれたりする劣化が起きるというのは間違いありません。

自分はスリーストライプ / ヒールパッチ部分が表面ボロボロになっている、履き込まれた(おそらく旧量販向け)スーパースターを知人が履いているのを見たことがありますが、ボロボロのスーパースターはなんかちょっと見ていて悲しかったです。

という経験も踏まえた「天然皮革であればそういうことにはならない」ということを考えたチョイス。

サステナブルレザー化の波が確実にスーパースターにまで及んできたいま『スーパースターEG4958』がこの一年の中で間違いなく買っておくべき「天然本革製品」にランクインしたっていうことももちろん大きいです。

この値段で買える本革製のスーパースターはEG4958だけ(弊ブログ独自の見解です)

価格の部分で見るならH06258一足の値段で、下手すればEG4958が2足買えてしまいます。

これは消極的な理由になりますが、上で述べた意見はあくまでも独自見解ですので、EG4958がオール本革製品でなかった場合(スリーストライプ / ヒールパッチ素材が合皮だった場合)は懐的なダメージが少ない方がありがたいのは正直なところw

経年していけば自然とどちらの皮が使われていたのか答えはわかるので、とりあえず合皮部分がボロボロになったら見立てが外れましたということです。

見立てが外れた場合は以下の素材を使ったスーパースターに対してお金を払うことになるわけです。

スーパースター82(H06258スーパースター(EG4958
アッパー素材天然皮革天然皮革
スリーストライプ / ヒールパッチ素材合成皮革合成皮革
価 格19,800円(税込)10,890円(税込)

付け加えるなら、スリーストライプ / ヒールパッチ素材が合皮だと、どっちを買っても製品的に同じモノ(天然皮革 / 合成皮革)になるため、スーパースター82(H06258)よりもアイコニックな「よりイメージとしてみんなが知っている、慣れ親しんできた人が多いスーパースター(EG4958)」を安く手に入れた方が幸せな気がするという思いがあってですね。。。。。。

。。。。。。つまり、ごちゃごちゃ言わずに買いましょうっていうことですね。

わかりました。。。

買いますよ。

ポチっと。

アディダス オリジナルス スーパースター EG4958/ adidas Superstar EG4958

買いました

量販で売っているから、いつでも買えるからと思っていたことで、これまで、ついつい後回しになっていた超定番スーパースターEG4958…。

こんなふうに急いで買わなければならない時がやって来るなんて。

安定の青きアディダスボックス。

製品タグの素材表示には間違いなく天然皮革の文字オンリー。

白と黒と金のこのカラーリング。

久しぶりですがいい。

白と黒のコントラストがいい。

シェルトゥーが作り出すぽってりしたフォルムがかわいい。

シュッとしているわけではない。

だがそこがいい。

××パターンの真っ白なシェルトゥーがいい。

以前購入した80s(左)と比べると、シェルトゥーのパターンが違うことがわかります。

寸胴のヒールソールがいい。

80s(左)は接地面側が細い先細りでスマートなヒールソール。

シュータンが金ベロでずっと変わらないのがいい。

タンと履き口に施されたメッシュが足のあたりを優しくてくれるところもいい。

黒ヒールパッチにエンボス加工 / 白プリントのトレフォイル、そこがまたいい。

最大の特徴でもある3本のギザギザラインがサイコーにギザカッコいい。

ザ・ スーパースター。

これでこそスーパースターです。

これでいいんです。

ずっとこれでいいんです。

ずっと同じ仕様で値段も高くなく安くもない。

買おうと思った時にいつでも買える。

ずっとこのままでいてほしい。

スーパースターよ変わってくれるな。

でも変わってしまう、、、、、、泣

さらば、いつでも買える超定番だったスーパースターEG4958。

2024年、次に会う時、長い間量販で定番ラインだった君ですら、きっともう本革ではなくなってしまうんだね。

サステナブル化による、急いで買わなければならないという状況って一体なんなんでしょう。

地球にとっていいことなのか悪いことなのか、それすらなんだかよく分かりませんw

スーパースターはちょうどいいスニーカーであり続けてほしい

スーパースターはみんなに愛される『ちょうどいいスニーカー』。

なぜこれを変える必要があるのでしょう。

時代的にもサステナブルレザーに変わるのは仕方がないことなのかもしれません。

でも、アディダスがこれまでの生産で仕入れ使ってきた天然皮革はどこに行ってしまうのでしょうか。

天然皮革は食肉の副産物である以上、人類が食肉を続ける限り無くなることはありません。

そして考え方のひとつかもしれませんがいただいた命のすべてを無駄なく使い切ることもサステナブルだと思います。

サステナブルレザーを作るためには加工時に新たな資源を混ぜる必要があります。

サステナブルレザーとはいえ100%再資源だけでできているわけではないからです。

果たしてそれがサステナブルなのかどうかは議論が続くでしょう。

天然皮革、サステナブルレザーどちらかだけに依存するのではなく、どちらも共存することが理想だとも思います。

ですがアディダス社は今現在、同社すべてのスニーカーが宣言のリミット2024年に向けてサステナブルレザー化に向かっています。

宣言をした手前もあって2024年からしばらくの間、サステナブルレザー化は間違いなく続くでしょう。

同時にサステナブルレザー化が続く中で考えられるのは2つの道です。

ひとつはサステナブルレザー化が市場に受け入れられ、天然皮革をも上回るモノへと進化を重ね、そのまますべてのスニーカーに使われ続ける。

もうひとつはサステナブルレザー化が市場に受け入れられず、天然皮革とサステナブルレザーが製品で棲み分けがなされ共存していく。

言い換えればサステナブルレザーをメイン使用ではなくパーツとして部分的に適材適所に用いる(これは2023年のいまスーパースターで行われている進行中のかたち)。

という2つの道。

もちろん大きな不都合があれば、素材自体がすべて天然皮革に戻ることもあるでしょう。

が、正直、すべてが天然皮革に戻ることは時代的にも世界の流れ的にも確率としてはかなり薄いんじゃないかと思います。

そんな予想を持ちながらHaloは本革製スーパースターとスタンスミスを買えるうち(2023年中)に買っておいて、サステナブルレザー化する最初の何年かは様子見しようかなっと考えていたりします。

きっと2024年以降どこかのタイミングでオール本革の復活がワンチャンぐらいあると思うのでw

アディダス オリジナルス スーパースター EG4958/ adidas Superstar EG4958

この先のスーパースターのことはだれもわからない

すべての製品へのサステナブルレザー化ということがどういう未来をアディダスにもたらすのかはまだ分かりません。

サステナブルレザー化されたアディダスの「スーパースター」と「スタンスミス」が来年以降どうなるかなんて一般人の一個人には何もわかりません。

ただ少しだけ考えてみても、私たちにとっての2大定番というぐらいの大きな存在である2つのモデルですから、アディダスにとっても同様に大切な存在であることは間違いありません。

つまり、この2つのモデルを売らないという選択はあり得ないと考えられ、何らかの形で売られていくことにはなるでしょう。

万が一サステナブルレザー化が失敗したとしても、アディダスだって売れないモノをそのまま売れないままにしておくことはしないはず。

贔屓目にみてもNIKE全盛の今、アディダスにとって柱であるスーパースター、スタンスミスは売れないとまずいわけなので、そこは市場と相談して必ず売れるモノを作るはずです。

その時にアディダスが出した選択と答えとして出されるモノが、再び本革製だったりしたら最高だろうなぁとは思います。

まぁ、そんなこと考える前にとりあえず2024年のサステナブル化を迎えなくてはならないわけですがw

そんな中で「定番すぎて普通すぎる」いままで通りの本革製スーパースターを購入できるチャンスはあと一年という状況になりました。 

弊ブログとしての答えは『本革製のスーパースターをこれからも履き続けたいのであれば、確実に買える2023年中に買っておく』です。

あのとき買っておいてよかったとなるか、買わなくてもよかったと思うか。

その答え合わせをするには、今しばらく時間が経つのを待つしかありません。

アディダス オリジナルス スーパースター EG4958/ adidas Superstar EG4958

「サステナブルレザー化と本革製スタンスミスへの想い」についてを書きました。ぜひご覧ください。

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