この記事はこんな方におすすめします
- 夏に履くスポーツサンダルを検討している
- 以前ハリケーン XLTを履いていた
- ハリケーン XLT2を履いてみたいと思っている
- TEVAのサンダルに興味があったが何を買ったらいいかわからない
- つっかけるビーサンよりスポサンが欲しい
スポーツサンダルといえばテバ ハリケーン XLT2
今年も夏が近づいております。
そういえば昨年の夏は日本中で危険な暑さと言われたぐらいやばい暑さでした。
2022の昨年夏、Haloはあまりの暑さに耐えかねて、暑さ対策の秘密兵器「テバ ハリケーン XLT2」を外出用の一足として購入、履きまくってました。
激暑すぎる日本の夏、服装はできるだけ涼&薄でいたいから『Tシャツ、短パン、足元はサンダルで決めたい』ということで誰も異論はないでしょうw
そして欲張りな欲しがり屋さんでもある自分が狙うサンダルは「ビーサン」ではなく、より日常的に使えて、水陸両用、どこでもガシガシ歩くことができる「スポサン」で決まり。
そんな条件の「スポーツサンダル」というジャンルにおいて真っ先に出てくるモノといえばやはりダントツでテバ ハリケーン XLT2ではないでしょうか。
定番すぎて、もはや今さらと言われても致し方なしです。
そんなスポーツサンダルの代名詞をレビューするため(←ウソ。自分で使うため)、2022年に買って試したハリケーン XLT2。
今年2023年の夏に向け購入を考えている方々のために、定番でずっと変わらないポジションであり続けるテバ ハリケーン XLT2の魅力をお話していきましょう。
コスパとタイパに優れていることが選ぶのに間違いがない理由
実は今年のテバ ハリケーン XLT2、去年の購入時のお値段8,580円から2023年の時勢もあって1万円を超えてきました。
とはいえ、なぜにこの製品を推すのかというなら、「それでもコスパとタイパに優れていると言わざるをえない」という理由に尽きます。
理由は「サンダル」ではなく「スポーツサンダル」というジャンルにおいて、真っ先に出てくるモノを考えてみてもらうとわかるかもしれません。
サンダルにストラップをつけたものを「スポーツサンダル」と呼ぶのであれば名前を知らなくてもダントツでこの「テバのスポサン」が一般的なイメージとしてあるのではないでしょうか。
公式にも書いてある、そのぐらい「スポーツサンダル」としての元祖でオリジナル性ある製品。
そのほかにパッと名前が思いつくスポサンがあまりないというのもありますけどねw。
似たような製品はそれこそさまざまな各社、アウトドアメーカーなどから毎年いっぱい出てきますが、名前を覚えることなく消えていく製品もいっぱいあるぐらい市場はシビアです。
そんな中で「テバ 」といえば製品のボックスにも書かれている通り1984年から40年ずっと「スポーツサンダル」を作っている元祖メーカーであり、ずっとトップメーカーの中にいることは市場から愛されている証拠。
これがダメな製品であればもちろん市場からはとっくに消えているはずですし、毎年見ない夏はないぐらいに「スポーツサンダル」として一般に普及、定着しているのは、この製品が愛され選ばれ続けているからこそ。
その証拠に近年、夏ともなれば、街のあちこちでいろとりどりの「テバのスポサン」を履いている人を見かけない日はないぐらいです。
そのぐらい定番要素が強い製品であることから、コンバースオールスター履いている人を見たって「かぶってる」と思わないように「テバのスポサン」をかぶっているとも思わないレベルにまで浸透しているってことだと感じます。
テバの主力製品である「テバ ハリケーン XLT2」、しばらくは XLT2 → XLT3といった大きなモデルチェンジもなく(XLT3であってもおそらく小改良)、壊れない限りは5年後の夏であっても履くことができるモデルというのもこの製品を安心して買える大きな理由なのではと思います。
だって毎年モデルチェンジされても、毎年新しいサンダル買わないしw
そうしたコスパとタイパからも「テバ ハリケーン XLT2」には「モデルとして古くならない」という安心感がバツグンにあります。
この値段で買って、長年に渡って履けるという部分はどうしたってメリット以外の何モノでもありませんよね。
こうしてみれば、毎年「テバ ハリケーン XLT2」一択という結論になってしまうのも分かってもらえるのではないでしょうか。
テバのサンダル 購入は2回目
実は今回の購入は前モデルハリケーンXLTを長年使用し壊れてしまったことからの、ハリケーンXLT2への買い換えです。
その際、TEVA(テバ)以外に何かないかとあれこれ物色したのですが、結局TEVA(テバ)に戻ってきてしまいました。
あえて理由をあげるなら「長年履いていて不満らしい不満が特になかったこと。」でしょうか。
10年後にも当たり前のように売っていそうな安心感とシンプルで変わらないデザインはスポーツサンダル界のコンバースのようです。
そう思うのは当たり前で、実際に1984年に世界で最初にスポーツサンダルを創り販売した「元祖」スポーツサンダルメーカーがTEVA(テバ)なんです。
夏の人々の足元が語るように街中や野外フェス、ビーチ、キャンプ行楽地などでは、色とりどりのTEVA(テバ)でいっぱい。
タイムレスなデザイン、元祖スポサン、シンプルでほぼ形を変えることなく機能がアップデートされた長寿モデル。
その特徴だけでもHaloの大好物なモノだったのは言うまでもありません。
夏のビールのように、うんやっぱコレだなと思って買ってしまいましたよ。
メンズ ハリケーン XLT2 |HURRICANE XLT2
レディース ハリケーン XLT2 |HURRICANE XLT2
XLTとXLT2の違いは
さてTEVA(テバ)のベストセラーモデルでもあるハリケーンXLT2ですが、XLT2の2は何で2なんだろうと思う人もいるかと思います。
その答えは単純で前モデル ハリケーンXLTが2018年ごろにマイナーチェンジされ、そこからハリケーンXLT2となったというのがその答え。
なので以前Haloが持っていたのはハリケーンXLTということなのですが、手元に旧モデルがもうないため「時すでに遅し」直接の比較をすることはできません。
いろいろ調べてみると、
- ロゴタグ色の変更
- ベルクロ先端のデザインが変更され、つまみやすいパーツになった
- 後ろベルクロかかと部分のクッションの大きさ厚みがアップ
- フットベッドのクッション感と厚みがアップ
- ソールのパターン変更
といった細かな点で変更、改良されたということが分かりました。
とはいえ調べた先の色々な写真で見る限り、見た目に同じすぎて素人目では変更点が細かすぎて分かりませんw
何よりXLT自体が現在では入手しづらく、TEVA公式でも廃番となっているため、とりあえず今買う人は特に気にしなくても良い部分だと思います。
後継のXLT2はXLTをマイナーチェンジで「改良したモデル」ということですから、間違ってもXLTより機能が劣っているというわけではないので安心して購入いただければいいんじゃないかと思います。
ハリケーン 4 とハリケーンXLT2との違いは
もう一つみなさんが疑問に思っていることとしては「ハリケーン 4」 と「ハリケーンXLT2」との違いは何?ということなんじゃないかと思います。
そもそも日本の公式には掲載されていない「ハリケーン 4」ですがAmazonなどwebショップにはほぼほぼ「ハリケーンXLT2」と変わらない姿形で売られていたりします。
どこにも情報が載っていないので、みなさん「なんじゃこりゃ」と謎に思ってしまうのも当たり前なのではと思う次第。
日本で公式から展開されていない時点で察しがつくのですが、おそらくは並行輸入ショップなどで取り扱いされている製品だと思われます。
- ウェビング(ベルト)部分に再生プラスチック素材を使用、速乾性に優れたストラップ、サステナビリティへと取り組んだモデル。
- ナイロン製のシャンクが起伏ある路面でも足をしっかりとサポート、耐久性とグリップ製の高いラバーアウトソール。
という製品概要からも「ハリケーンXLT2」との違いはざっくり2点。
「ベルト素材の違いにより速乾性を実現した」ことと「XLT2とはソールパターンを変えていることで路面の滑りを軽減させている」というところ。
なので、製品としては「ハリケーンXLT2」とほとんど大きな違いはないと思われます。
購入については日本公式でのサポートがないという点で大きく違いがあるため、その点はよく考えてからということでご注意くださいませ。
テバ メンズ ハリケーン4
テバ レディース ハリケーン4
TEVAハリケーンXLT2はどこに売っているのか
どこで買うっていうのはこのモデルに関してはあまり悩む必要がありません。
というのも定番すぎるから。
夏シーズンが近くなれば、靴を販売する店のほとんどで見かけることになるでしょう。
ABCやムラスポといった量販店、スポーツショップは当たり前に、デパート、セレクトショップ、ホームセンターなどでも普通に販売していると思います。
自分の足サイズを知っていれば、各ECサイトなどネットでの購入もおすすめです。
ただ、スニーカーと同サイズを選ぶと失敗することがあるので注意が必要です。
これには理由があって、それはなぜかと言われると公式にもあるように「サイズ感が大きめに作られているから」です。
「テバ ハリケーン XLT2」に限らずですが、スポサンは夏場で裸足で履くことが多いと思うので、靴下ありきのスニーカー感覚でいつものサイズを購入すると足長でつま先や踵部分が余ってしまうことがよくあります。
あまり踵やつま先部分が余ってしまうと、つんのめったり、歩きづらさなども生じてくるので、一度実店舗で試着して、自分の裸足のサイズを知ってから購入するのがよいかと思います。
ほかに注意点をあげるならば
簡単に言ってしまうとサンダルなので、全部ユニセックスモデルなのかと思いきや、ハリケーンはメンズとレディース、さらにはキッズまでしっかりと分かれています。
サイズもそれぞれの性別向けにきちんと作られているため、メンズの25センチとレディースの25センチでも同じモノということではありません。
ネットで購入することが多いイマドキ、海外製品にはレディースでもサイズが27センチなどは普通にあったりするため、男性でもサイズが合うならいいのではと思ったりするかもしれません。
ところがテバの場合はメンズの方が「ワイズが幅広にできていたり」、「各部位のストラップパーツの長さが違う」など造り自体に差があります。
どういうことかというと、女性より足首が太い男性では、レディースサイズではベルトストラップの長さが足りないなどの不具合が起きるので注意が必要となるわけです。
サイズだけで選ばず、メンズ、レディースの確認をしてからの購入が必要ですのでお間違いのないようにと思います。
メンズ ハリケーン XLT2 |HURRICANE XLT2
レディース ハリケーン XLT2 |HURRICANE XLT2
メンズ、レディース、バリエーションモデルを様々な色で展開
近年はハリケーン自体がブランド化したこともあり、XLT2から派生したモデルが幾つも生まれたり、他メーカーとコラボした商品も出てきました。
ただ、このあたりのモデルのベースはXLT2であることからも、機能に大きな差異や履き心地などはそこまで大きくは変わらないと思います。
ベルトのパーツレイアウトや、ホールドの仕方、ソールの厚み、素材の丸ごと違いなどさまざまなモデルの種類があります。
- HURRICANE VERGE|足の甲や足首ストラップに改良を加えたモデル
- HURRICANE DRIFT |EVA一体成形軽量モデル
- HURRICANE XLT2 AMPSOLE|XLT2の厚底モデル
- HURRICANE VOLT|足の甲部分を覆ったカバードタイプ
各モデルごとに色バリエーションも多数あるので、自分が一番好きなモデルと色をを選んで購入することをおすすめします。
実物を見てみましょう
はいパッケージです。
開ける時は、まさかのフタがタテ開きのパッケージでびっくりします。
サイズUS9(27cm)
はい、いろんな方向からの写真です。
履いてみましょう
テバ公式にもあるのですが、サイズ感は大きめに作られているそうです。
履いたところを横から見るとこんな感じ。
サイズを普段履くスニーカーよりもハーフサイズ下げたのですが、それでも踵部分の余りが少し大きく感じる程度のサイズ感です。
大きめだと公式がいうのもホントですね。
確かに前後にゆとりがありますね。
上から見るとこんな感じになります。
ベルトは3本、いずれも面ファスナー/ベルクロでホールド感を調整できるので、足幅が細身であれば27.5cmぐらいの方でも問題なく履けると思います。
履き心地です
足に直接触れるフットベッドは柔らかく、クッション性が感じられます。
ソールは厚みがあることで長時間歩いても、足への負担や衝撃を吸収してくれているという印象があります。
ソール裏面です。
裏面のソール自体は固く、パターンが刻まれていることで滑りにくくなっています。
アウトドア、野外フェス、キャンプ場や河原でのBBQなど、どこへでもガシガシ履けるのも納得できるソールです。
このサンダルとぺたんこのビーサンを比べるのもどうかと思いますが、履き比べれば、ソールのクッション性がダンチなのがわかるため足が疲れにくくできているというのもうなずけると思います。
なおテバサンダルの正しい履き方はTEVA公式に写真入りで載っていますが、ここではもう少し言葉で補ってみます。
- かかとをかかとのパッドに合わせた後、かかとのストラップ/ベルクロを固定します。
- アンクルストラップ/ベルクロで足首をホールドします。
- 甲のストラップ/ベルクロを締めます。
- アンクルストラップ/ベルクロを外して脱ぎます。
- 以上を経ることで次回からはアンクルストラップ/ベルクロだけで脱ぎ着が楽にできます。
という感じ。
一回きちんと合わせておけば、アンクルストラップだけで脱着できるのは楽ちんでいいですよね。
また、位置がしっくりこない場合はベルクロなので当然、何回でも、微調整が可能です。
靴下でもサマになります
「靴下と合わせる?」というなかれ。
街で見かけることも珍しくなくなりました、そのぐらい普通の履き方。
実際、テバ、靴下履き、コーデなどでググれば、さまざまな紹介サイトで推されているほどにテバでは定番な履き方です。
じゃじゃん。
こんな感じでソックスの長さ、生地の薄い暑いを調整すれば、これから買ったとしても、夏はもちろん秋冬までまだまだ履けるのではないでしょうか?
テバ ハリケーン XLT2の残念ポイント
考え方によっては残念ポイントですが、これに関してはぶっちゃけ、まぁそうだよなぐらいで見て欲しいところです。
サンダルですから素足の場合、ベルクロ以外の肌や甲の部分は日焼けします。
これはどうしたって仕方のないことなので、晴れた日の使用で自分のお肌に日焼け跡をつけたくない方は履く前に日焼け止めで肌をしっかりケアをお願いします。
素足で履くことが多いため、たまには洗うことを推奨します。
中性洗剤やスニーカー用洗剤などで漬け置き、ブラシで優しく洗って、乾かす。
洗い方や頻度は人それぞれでいいんですけど、裸足で使用することが多いと思うので、「匂いがしたり、汚れたなぁと思ったら洗う」を心がけるほうが長く履くことができると思います。
そのぐらいでしょうか、造りがシンプルで丈夫にできていることもありガシガシ使えるので、あんまり神経質になるようなことはないですね。
テバ ハリケーン XLT2 2022年の価格は8580円でした
2022年はいろいろなモノの値段が上がっている印象ですがハリケーン XLT2はどうでしょう。
Amazon、楽天、Yahoo!などの各ECサイトでも、今シーズンはまだ8,580円より良心的な価格で販売されている印象があります。
が、今シーズンの在庫が終わると来シーズンから上がる可能性は否めません。
もしかしたら今年の間が買い時なのかも、なんて思ってしまうほどに不安になってしまいます。
なんとかなりませんかね円安…。
(2023年5月追記)2022年投稿時の購入価格は上のように8,580円ということでしたが、今年はやっぱり価格改定され10,780円 (税込)となっていました。
テバ ハリケーン XLT2 まとめ
主役級の大活躍こそ夏ですが、今から買っても靴下コーデで秋まで十分使えるオシャレなサンダル、テバ ハリケーン XLT2。
スポーツサンダルをお探しの方であれば、一番最初におすすめできて、かつ確実に満足できるチョイスになると思います。
男性、女性、キッズまで色バリエーション含めて選択肢も豊富。
2023年は、時勢もあって1万円を超えてきましたが、定番要素が強い製品ですから、この値段で買って、長年に渡って履けるというメリットを考えても、「コスパとタイパに優れているのは間違いありません」。
つまりこれこそが『今年もスポーツサンダルはテバ ハリケーン XLT2一択』となってしまう理由。
今年の夏の足元に一足いかがでしょうか?
きっと長年お付き合いできるような手放せないあなたの定番の一足になるはずです。
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