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【ジーンズ選び】リーバイス501は現行を選ぶことをおすすめする理由【最初の一本】【レビュー】【Levis 501】【間違いなし】

どうやらまたジーンズが流行っているらしい

昭和リバイバル。

ファッションも80年代、90年代ときて00年代へ回帰と流行りはめぐる。

一時期、「若者のジーンズ離れ」が話題になるほどだったのに「一周まわってどうやらまたジーンズが流行っているらしい。」と感じるほど街中でジーンズ穿いてる若い人が増えました。

とはいえ、若い人の中にはもちろんジーンズが初めての人や、ジーンズっていっぱいありすぎていったい何穿きゃいいのか分からねーというジーンズ初心者の方々もいますよね。

そこで今回は、昭和、平成、令和とずっとジーンズを穿いてきたHaloがお話しする、今までジーンズ穿いてこなかったあなたに向けたジーンズの間違いのない、いちばんやさしい選び方のお話です。

ジーンズ分からない方のために、最初にひとつだけ注意を

注意点はたったひとつ。

「ジーンズバブルを経験した40代50代のおじさん」にジーンズのことを聞くのはやめましょうということ。

今から30年ほど昔の90年代、当時若かったおじさんたちはジーンズをそれこそ制服のように履いていました。

10人いれば9人までの確率で若かりしおじさんたちはジーンズを穿いていたのです。

ということからも分かるように、とりあえずジーンズを通過儀式のように穿いてきた若かりしおじさんは非常にたくさん存在します。

その中でも特に90年代、『Boon』という雑誌を見て育ったプロも驚く知識を持っているジーンズバブルを経験したおじさんは日本全国におそらく100万人(適当)ぐらい生息しています。

この「ジーンズバブル経験おじさん」が話し始めたら最後、ジーンズはこの年代のやつがいいだの、色落ちだの、タテ落ちだの、エイジングだの、こう洗うだの、洗わないだの、赤ミミだの、チェーンステッチだのシワの入り方だのハチノスだの右撚りだの初心者には到底分からないことばかりを聞かされるいう地雷地帯へ踏み込むこと間違いなしです。

そして聞かれたおじさんは嬉しすぎて眼をキラキラ輝かせながらイキイキと24時間ぐらいあなたに話す勢いで迫ってきます。こわいですね。

でもさぁ、令和のいま、そんなふうに、デニムの細かいところまで一人一人確認して、気にしている人なんていないでしょ。

そもそも、今日会った人全員の穿いてるパンツスタイルなんて覚えることなんてできないし。

オレの穿いてるのは高いし、レアだし、デッドストックだし、セルビッチの生地からすごいでしょと自慢されても、正直分からないので困ってしまいますよね。

あなたから見えるそのおじさんは異国の人で何語で話しているんでしょう?って感じでしょうし、

熱く喋りまくるおじさんを相手にして、「どーでもいいわ!」と思ってしまうあなたは非常に正しいです。

だって、あなたは別にプレミア価格のジーンズが欲しいわけじゃなくて、今履けるジーンズが欲しいワケですから。

おじさんに嬉々として話されるままにしてしまうと自分が欲しいジーンズ買う前に「ジーンズってなんかめんどくさいっ」ていう沼に引き込まれて、挙げ句に「もういいやーっ」てなっちゃいますのでご注意くださいね。

高いプレミアだったりヴィンテージジーンズは、お金があるおじさまの趣味ということにしておくのが賢明であるとしておきましょう。

今最新のモノだって、50年後には2020年代モデルとしてその時代を象徴するモデルになって、懐古される時がくるんですから、

ジーンズだって現行モデルをリアルタイムで穿いて体験した人になったほうが、古いモノだけを良きとして盛り上がるよりは絶対的に健全な感じがします。

2020年代、令和の時代に買うジーンズはやっぱりリーバイス501®

ジーンズってこだわらなければ、どこにでも売ってるし、どこででも買えるモノとしてイメージがありますよね。

今どきのジーンズは綿100%のクソ重いものじゃなくてストレッチ素材が入っていて伸縮性もあったり軽いものも多く、若い人はこっちが良いって人もいると思います。

一方でポリウレタンが混合されたストレッチする楽ちんなジーンズってジーンズとしてどうなのという人もいたりします。

そんなこと言っても、買う側にそうしたニーズがあればポリ混であれ綿100%であれ、売る側は作るし販売するでしょ、と個人的には思うし自分で決めて買うんだから、その辺りは他人がどうこう言わなくてもいい部分じゃないかとも思うので。

当然、世界中のモノにあふれる国、日本にはそうした安くて良いジーンズがいっぱいあるワケで、買うなら好きなブランドが出しているジーンズを買うのが一番です。

とはいえ、それがどこなのかよく分からんから、今このブログを読んでいるワケなんですが(その分からないをこの後解決します!)

さらに今年はデニムがトレンドということもあって、世界中のファッションメーカーの多くがデニムアイテム、ジーンズを出していたりするので選ぶ悩みはさらに大きいと思います。

そうした複雑な状況の中で、モノにこだわる弊ブログが出した結論が、タイトルにある『現行リーバイス501®』なんです。

理由は3つ

  1. リーバイスは世界で最初のジーンズを作って売ったアメリカの会社。
  2. 1890年頃リーバイス社が売り出した最初のジーンズのlot No.が「501」。
  3. 150年近く経った現在まで時代に合わせてアップデートされて売っているジーンズは「501®」だけ。

お分かりでしょうか。

ジーンズ=リーバイス501®なんです。

しかも時代に合わせてあるんだから、もうそれを穿けばその時代の最新の形なんです。

それが現行のリーバイス501であれば、簡単に時代の最新をすぐに履くことができる。

そこにジーンズそのものを創った、言わば神である会社、KING of JEANS と呼ばれるLEVI’S®のブランドパワーが加われば

誰も何も言うことはできません。

こんな簡単なおしゃれ話、なかなかあるものではありません。

これにて悩み無用、万事OK、ありがとうリーバイス501®、履くならいつの時代もやっぱり現行501ですね。

現行のリーバイス501はどこで買う、どこに売っている

じゃあ、自分にピッタリな現行のリーバイス501を欲しいけど、買うにはどうしたらいいのかって思いますよね、

その答えとして弊ブログは「リアル店舗(リーバイスの取り扱いのあるお店)に行くこと」を間違いなくオススメします。

理由はかんたん。

初めてのジーンズで気合が入っているのに自分のジャストサイズもわからず、間違ったサイズで選んでしまっては残念すぎるし、悲しすぎるから。

オンラインで買うのが今どきは普通ですけど、ジーンズに関しては最初からネットで買うのはなんとなくオススメしませんというのもこうした理由から。

できればリーバイスストアなどのお店で自分のベストなサイズを感覚として知っておくことをオススメします。

もちろん、リーバイスはジーンズ世界一のブランドですから百貨店、ジーンズショップ、セレクトショップなどさまざまなところで売っています。

また世界中で売っている商品ですから、世界各国で売られている並行輸入の501を販売するお店などもあり、「リーバイスジャパンが販売する」「日本で正規流通する」現行501とは違うモノ(アメリカや欧州など各国のリーバイスが販売する現地モノ)を置いているお店もあったりします。

そうなってくると話がややこしくなるので、関係者でもなんでもありませんが、弊ブログはリーバイスストアを推奨したいと思います。

最初に自分にベストなサイズを知ることができれば、次はオンラインでも安心して購入できるじゃないですか。

お店に行きませんか?は、あなたにピッタリな最初の一本を知るために欠かせないことでもあるのです。

お店に行って現行の501が欲しいですと伝え、好きな色落ち感とサイズを決めるだけ

いよいよお店にやってきました!

お店であなたは店員さんに「現行のベーシックな501が欲しいです」と伝えたら、後は好きな色落ち感とサイズを決めるだけなんです。

えらくカンタンな感じで言っていますが、ここからちょっとだけ難しい選択をしていきます。

なぜかというとリーバイス501®ってたくさんあってすごく分かりにくいんです。

あなたがおそらくお店で実際に選ぶ時にビックリするのは「501」の種類の多さだと思います。

当然、買いに行くぐらいには「501」を知っているあなたの中には、「501とはストレートシルエットの5ポケットジーンズ、フロントはジッパーではなくボタンフライ」という情報ぐらいは持っていることでしょう。

ですがその情報、あってはいるのですが少し違います。

「501」と一口にいっても、現行モデルだけでシルエットからカラーバリエーションまで実にさまざま百花繚乱。

時代に合わせたバリエーションで多種多様にラインナップされているのが「501」の現行モデルなのです。

2022年8月現在、リーバイスストアでは

  • 501® オリジナルフィット
  • 501® MADE IN THE USA
  • 501® '93
  • 501® Slim Taper
  • 復刻501®(VINTAGE CLOTHING)

といった感じにラインナップが分かれていて、それぞれに色落ちや、加工のバリエーションがあります。その数50種類以上!

種類に圧倒されず、「あなたが好きな色落ち」の「501」を「自分の好みにあったサイズ感」で穿くことに徹しましょう。

このたくさんの501の中で最もベーシックな「オリジナルフィット」まで辿り着くことができればあなたは現行「501」を自分のものにできたも同然です。

あとあなたが決めるべき、残る選択は「色落ち、加工のバリエーション」だけです。

最初の一本に生デニムであるリジッドをチョイスするのはやめましょう

あなたのジーンズのイメージを決定する最大の決定とも言える「色落ち具合のチョイス」ですが、ジーンズ選びを簡単にするポイントがあります。

それは「最初の一本に生デニムであるリジッドをチョイスするのはやめましょう。」ということ。

「501」の生地にノリがバリバリに付いている未洗いの状態をリジッドといいます。

「501」リジッドはシュリンクトゥフィットと言って、「洗って縮めて履けば」あなたの体型にピッタリフィットするという作りになっています。

そのため、あらかじめ縮むことを想定し、「1から2インチウェストサイズが大きいモノ」を選んで買うという必要があるのです。

自分にピッタリなリーバイスのジーンズなんてかっこいいですよね。

自分もやりたいぜ!と思ったとしても無理はありませんし、ジーンズ大好きおじさんたちはみんなそれを体験してきました。

ここが「501」は一から育てるジーンズと言われる所以なのです。

でもね、そんなのどれだけ縮むかなんて分からないし、ウェストサイズ逆算するとかめんどくさいじゃないですか。

失敗して縮みすぎたら悲しくて金返せと思っても自己責任なんだから返してなんかもらえませんよ。

だからこそ、よけいな心配をしたくない初心者の方はリジッドはスルーするのが賢い選択です。

「オレのジーンズなんだから、結果なんてどーなってもいいからガチで一から育てるぜ」「ジーンズ2本目だしステップアップだぜ」みたいな熱い思いを抱く方はリジッドにトライしてもいいと思いますがあくまで自己責任でお願いします。

リジッドのボタンフライは固く、洗いの回数が進むにつれて柔らかくなる

リジッドについてさらに付け加えるならば、ボタンフライ仕様の501はボタンでの開け閉めが前提、リジッドは特に生地が固くて閉めにくく、トイレでもたもたすること間違いないことを覚悟しておきましょう。

「リジッドのボタンフライは開け閉めが固く、洗いの回数が進むにつれて柔らかくなる。」これはリジッドである以上どうすることもできない部分です。

2022年から穿き始めたモノなので色も濃いし生地もボタンホールもまだまだ固い状態
2020年から2年ほど穿いたモノ、色落ちがこのぐらいまでくるとボタンの開け閉めも楽々で柔らか

お店には洗いがかけられ、ウェストサイズも足長も調整、防縮加工されたリジッドじゃない「501」がいっぱい置いてあります。

そう、悩まずにリジッドじゃない中で好きな色落ちの「501」を買えばいいんです。

濃いとか薄いとか、色落ちで悩む必要はありません

「色落ちってイメージを決める大事なところじゃない?ジーンズの濃い薄いにかっこいい、悪いがあるなら教えてよ」とあなたは思うかもしれません。

あなたが欲しいと思って買ったジーンズが濃紺状態であっても、洗って、穿いて、洗ってを何回か繰り返せば自然に色落ちしてどんどん薄い青になっていきます。

過去履いてきた現行501。左に行くほど古くて、当たり前に薄く色落ちし、右が最新2022年に穿き始めたモノで最も濃紺。

濃紺のデニムが好きな人もいるし、色落ちしたデニムが好きな人もいる。

穿き続ければ薄くなるんだし、その状態は自分で好きな色まで育てたジーンズです。

濃い薄いなんてのは、ジーンズがたまたまその色のタイミングであるだけで、周りから見た流行りとか廃りとかかっこいいとか悪いとかではないと思います。

自分にとって、色が薄くなったと感じたら、その時に濃い色をまた買ってもいいじゃないですか。

濃いも薄いも、その時の自分の好きな色で決めるのが一番。

洗い加工が少なめの濃紺デニムから、ハードな色落ちの薄い色まで、さらにはダメージ加工なども合わせ幅広くラインナップされた「501」だからこそできる

自分の気持ちをワクワクさせるジャストな一本を見つけましょう。

これであなたの人生初のデニム選びは大成功です。

そして初めてのジーンズライフを楽しんでください。

自分の一本がわかり、育て、出来上がったら、2本目は全く違うものを楽しむもよし、

自分の一本をもうこれ以上薄い色落ちにしたくないと思えば、再度同じモデルの濃い色を買い直したり、

といったジーンズの次の楽しみが広がっていくことでしょう。

素敵なジーンズライフを!

、、、とかなんとかいって調子にのって次々、あれもこれもと手を出すとジーンズは無限沼。

最初に注意した、「ジーンズ語りが大好きなやばいおじさん」になってしまうかもなのでほどほどにしましょうね。

今日伝えたいのは以上です。

それではまた次の投稿で。

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といいつつ少しだけプラスアルファ

この先はめんどくさい人は読まないで大丈夫です。

上に書いたように「リーバイス501®」ってたくさんあるんです。

現行製品としてリーバイスストアを含めた日本のお店で販売されている主だった「リーバイス501®」だけでも

  • 日本正規流通(主に海外生産品)
  • メイドインUSA 
  • 復刻(VINTAGE CLOTHING)
  • アメリカ正規流通(主に海外生産品を並行輸入)
  • 欧州正規流通(主に海外生産品を並行輸入)

といったモノがあり、その中にもそれぞれ色落ち具合のバリエーションがあるため、ワケが分からない状態になること間違いなしです。

リーバイス501®」という名前を持つモノだけでも全世界で流通しているものを合計すれば100以上は種類があるんじゃないかという、、、

このあたりの話はうわーとなるほどめんどくさいのでまた機会があればお話したいと思います。

何はともあれ今日から気軽に穿く一本を考えたなら、やはり、お店にある現行リーバイス501®であり、その中であなたが一番ワクワクする一本で決まりなのです。

あなたの最初のジーンズの一本にリーバイス501®はいかがでしょうか。

あなたが選ぶその一本はきっと満足できる一本になると信じています。

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