こんにちは、Haloです。
新しいモノとの出会いには「モノは試し」のことばがいつも頭の中にある。
本日紹介するモノはAppleから発売された新ジャンル製品、紛失防止タグのApple AirTag(アップル エアタグ)です。
Appleが製品としても製品ジャンルとしても新しく出すモノなので実際に購入して試してみないことにはどんなことができるのか自分にもさっぱりわかりませんw
ブログのコンセプトである「モノは試し」と投稿デビューである第一回目のモノとしてもこんなにふさわしい製品はありませんので自然と気合いもはいるって話です。
ということでさっそくの購入レビューをどうぞ。
AirTagそれは探し物の天才
AppleからAirTagが発売されました。
噂ばかりが先行して一体いつ出るのって感じでしたが、この春開催されたApple Event 2021.4.21にてやっと登場しました。
Appleも待たせたと思ったのでしょうか。
いつもよりも力が入った紹介動画だったのが印象的なデビューだったように思います。
それはいいとして「これまでも他社から似たような製品がなかったわけではないというのに、なぜここでAppleから出すの」というのは誰しもが思った疑問ではないでしょうか。
その理由として、AppleがこれまでiPhoneをはじめとした製品で培ってきた『探す』機能とインフラ化といえるほど巨大になった数億台を超えるiPhoneのネットワーク網を使ったことで「できること」の具体化、実現化という試みからできた製品であることが公式の文章からもわかります。
このタグを付けたものを紛失したり、どこかに置き忘れてしまった時に世界中にある数億台のiPhone、iPad、Macデバイスの「探す」ネットワークが、あなたのAirTagを追跡するお手伝いをします。
Apple公式より
次項では実現化されたその製品を詳しく見ていきましょう。
AirTagの外観やサイズその特徴
まずはスペックです。
- サイズ 直径:31.9 mm 厚さ:8.00 mm 重さ:11g
- バッテリーはCR2032コイン型電池で寿命は約1年(電池はコンビニでも売っています)
- 耐水性能IP67等級(最大水深1メートルで最大30分間)
- 今のところiPhoneユーザーのみ使えます
- 価格は 1個入り3,800円 4個セット売12,800円
※スペックはApple公式より抜粋
※2022年7月に1個4,780円(税込)、4個セット売15,980円(税込)へと価格が改定されました。
大きさは500円玉程度、重さも11gとほとんどその存在を感じさせないモノになっています。
金属サイドと樹脂サイドをセパレートすることができ、中にボタン型電池が収納されています。
電池の持ちは約一年なので、毎年の電池交換を忘れないようにしましょう。
お値段を見ると1個3,800円、4個セット売12,800円でApple製品としては珍しくまとめ割が設定されてます。
※2022年7月に1個4,780円(税込)、4個セット売15,980円(税込)に値段が改定されました。(円安。。。)
AirTagは以前からある紛失防止タグカテゴリ製品としては後発になりますが、そこはApple製品、
- Apple製というブランド感
- U1チップを使った超高精度な位置特定(対応機種が限定されます)
- 世界数億台という膨大な数のiPhoneを使ったネットワーク網の使用
- ペアリングに始まるOSや他デバイスとの連動面、操作性における優位性
といった競合製品にはない部分でのアドバンテージがある製品に仕上がっており、この辺りからもAppleがこの分野に意欲を持って参入したことを示しています。
プライバシーをしっかり守りセキュリティ対策も万全に
当然こういった製品はセキュリティにも関わってくることから、万が一の際のこともいろいろと考えられています。
誰かが知らないエアタグを自分の荷物に入れるなどがあった場合は自分のiPhoneにお知らせが届き、そのAirTag自体を停止することが可能。
こういった機能をはじめ、公式サイトの「どんな時でもあなたのプライバシーをしっかり守るように設計されています。」の言葉にもあるようにプライバシーには相当力を入れているように思います。
さらにセキュリティに関しては、AppleがHP上でも「AirTagは、不要な追跡に使われないように設計されています。」と表記していることからもここについて力を入れていることが見てとれます。
Appleが出す新製品で新ジャンルの意味とは
先日行われたアップデートなどからもわかるようにセキュリティ面での強化はこれからも随時追加されていくようです。
こうしたアップデートによる対処の仕方や後発の製品でありながらも競合にない部分まできちんと作り込まれているところなどはやはりApple製品としての安心感を感じます。
だからといって手放しで安心な製品かと言われると、セキュリティに絶対という言葉が無いということからも課題となる点に関しては現状はあると言わざるをえません。
通常AppleがiPhoneやApple Watchなど長い時間をかけて製品を改良していくように、おそらくこのAirTagも時間をかけてさまざまな課題を解決していくのではないのでしょうか。
もちろんAppleに限ったことではありませんが、メーカーにとって新ジャンルでの初製品は問題があることでアップデートが重ねられ良質な成熟した製品になっていくことが常。
購入を検討している方はあせらずに何年か後に出る改良されたモノまで待つのもありだと思いますよ。
実物を見てみましょう
Appleの初モノは…なんて毎回言われているので発表当初は様子見だけして、落ち着いた頃に店頭で売っていたら買おうかなぐらいに思っていました。
WEB上にも在庫ないし。まぁ、そのうち、そのうち。
で、5月に入ってApple Storeに行ったら普通に売ってるんだもの。まじか。
で、買いました。これです。
開けました。中はこんな感じです。
出てくるモノが分かっていても現れる製品にはドキドキしてしまいます。
まさにアップルマジック。
手に持ったサイズ感としてはオセロのコマぐらい。
でもオセロというよりは角のとれた碁石のようなころんとつるつるしたフォルムでなんだかとてもかわいいです。
肝心の使い方ですが、こちらもすごいカンタン。
フィルムをはがすと音が鳴ってアクティベートが完了する超カンタン設定。
いつもApple製品って最新技術でも難しくないですよって、ユーザーとの繋がりをこれ以上ないぐらいカンタン化してくれているなって思いますよね。
そういった意味でも今回のフィルムをはがすアクティベートは、これでアクティベートできない人はいないんじゃないかってぐらいすごいカンタン設定。
何気にこのアクティベート方法考えたやつってすごいなっ!ってぐらい感動したポイントでした。
案内されるがままiPhoneに登録。
これで動くのか
矢印が出現。
さらにiPhoneに言われるがまま右に左に、さっそく動いてみましょう。
近づくと音がなります。
近い!10センチ!
こんな細かく位置情報を教えてくれるとかすごいな。
これがU1チップと世界数億台のiPhoneネットワークのなせる技術なんですね。
さらに「ここ」という表示で探し物終了!
まぁ確かに「ここ」なんだけど日本語で「ここ」って表記はどうなんでしょ、なんだかそっけないような。
「ここです」とかの方が印象よくないでしょうかね。
愛想なしかよw
そんなこと言ってもどうにもできないんですけどね、、、。
とりあえずあっけないぐらいですが使い方はわかったので、しばらく実生活で使ってみることにします。
AirTagレビューまとめ
購入後、2ヶ月ほど実際の生活で使ってみて思うことですが、AirTagはモノをよく忘れる人、失くす人に向けてすごくよく考えられた製品だなという素直な感想を持ちました。
当たり前というかもっとも大きく感じた点なので感想が安直すぎだと思うかもですが、みなさんちょっと考えてみてください。
AirTagを使うことって「モノを失くすことが無くなる」ってことです。
忘れん坊を自覚して生きてきた自分にとって、この「モノを失くすことが無くなる」という悩みがなくなるということはどうしたって画期的なことに思えてしまうんですよ。
実際この2ヶ月の間、財布やカギを何回か探してもらったけどすぐ見つかるし、ホント助かっているというのが直球な感想。
「AirTagをモノに取付けて使う」その先にあるのは「あ!今ここにあるんだ。よかった」という安心感です。
つまりはモノが見つからない時のモヤっとした不安な感じが無いんです。
逆にいうなら使った時の安心感がハンパない。
いやぁ、この感覚は使ってみないと分からないかもです。
ただ、この感覚を今はiPhoneユーザーしか使えないため、そこだけは残念ポイントに思います。
誰にでもこの時間はムダだなって思う時間ってあると思います。
自分にとってその時間はどんな時かと問われたら、それは間違いなく「失くした物を探している時間」だと思います。
極端なことを考えてみると、1日10分の探し物をしている人がいるとして365日で3650分。人生100年なら365000分。つまり一生のうち8ヶ月ぐらいを寝ずに探しモノをしている計算になるのですが、それってどんだけ時間をムダにしているかを考えるとこわい話だと思いませんか。
「あれ?カギどこに置いたっけ?」「カバンどこに置いたっけ?」「財布なくしちゃった!」1日のうちかなりの時間を探し物に当てている人は、自分以外にもきっとたくさんいるでしょう。
しかもその時間は大したことはないとわかっていても1%ぐらいは少なからず不安感がつきまとうはずです。
AirTagを付けておくだけでそんなもったいない時間が1分1秒でも無くなって少しでも自分のために使う時間が増えたとしたら、それって幸せなことだと思いませんか。
つまり AirTagは探し物にかける時間を無くし、自分のために使う時間を作り出すことを目的とした製品なのではないでしょうか。
というのがこの製品に対してHaloが思った感想。
Appleの考えていることは深いですね。
AirTagを使ってモノを実際に探してみてそんなことを思いました。
それで結局、AirTagってどうなのと問われたら…
もちろん誰にでもオススメできるいい商品だと思います(無難なオチですいません、、、)。
AirTagは基本キーホルダーとして使用することが想定された商品ですが、今後、AirTagのカード型なんかも発売されればさらに使い方も広がりそうです。
Appleが作るより先に他のメーカーが作ってしまいそうではありますが、Appleさんカード型もぜひ作ってもらえませんかねw
ということで、初回なのでちょっと無難な感じにまとまってしまいましたがw、これからも自分で使って良いと思ういろいろなモノを紹介していこうと思っております。
それでは次回もお楽しみに。
Apple製品における元祖持ち歩きの必需品、AirPods Pro 2、Apple Watchを下記投稿にてレビューしています。併せてご覧ください。
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